田植えから1ヶ月半が経過しました。
棚田特有の変形した田んぼを大小含めて33枚、弊社の蔵人達が作業、管理しています。昨年は、特に山間部の田に多いと言われるイネミズゾウムシに泣かされ、反収3俵弱という無残で情けない結果に終わりました…。
今年は「イネミズは天ぷら油で駆除する!」という信念でやってまいりました。実際に油をまいてみたら、よく効いているみたいです。場所によっては効果の薄い田もありますが、幸いにも昨年に比べ発生も少ないようです。
今年、目立つのがドロオイムシ(泥負虫)です。
左の写真はまずまずの状態で、右の写真はイネミズ+ドロオイムシに所々、食害された状態です。
ドロオイムシに関しては、無農薬栽培をする我々にとって駆除する策は稲を傷つけないような物で払い除けることぐらいしか今のところ方法がありません。
ですから、見れば見るほどムカっとなります!
名前の如く、幼虫が泥をかぶっているのかと思いきや、自分が排泄した糞を身にまとっている大馬鹿者です。ますますムカっとなります。
きっといつか…。
伊藤