毎年、お中元・お歳暮の時期になると、事務スタッフの動きが活発になります。(普段はヒマそうにしている、っていうワケではなく)
ご注文いただいたギフト商品を一つひとつ包装するために、酢を運んでくる者、箱に詰める者、間違いがないかチェックする者、包装紙に包む者、といった具合に何人かで役割分担しながら行います。
富士山の版画が一番綺麗に見えるであろう角度・位置で紙を切断し、ピシッと巻いていきます。私にはとうてい出来ない仕事です。商品を手に取っていただくお客様はもちろん、ご依頼主の方にも「飯尾醸造に頼んで良かった」と思っていただけることを考えて。
私みたいなガサツな男は昔からプレゼントをもらっても、包装紙には目もくれずビリビリと破っていました。でも、実際の包装作業を近くで見るようになった今は、少し長めに残した人差し指の爪で慎重に慎重に、テープをカリカリと剥さねば、なんて考えるようになりました。
ちょっと大人になった自分をアピール!!
……まだまだ子供ですな。
五代目見習い 彰浩