今日は棚田と蔵の見学会でした。

といってもご参加くださったのは、1組3名のお客様。こじんまりと蔵で酢の造り方を弊社社長よりご説明させていただいた後、棚田で稲の実り具合を確かめていただきました。

そのお客様から思わぬいただきものをしました。

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≪魅惑のバスケット≫

見てビックリ!、そしてひとつひとつのプロフィールを知って、更にビックリ!

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≪なんとかっていう品種のブドウ≫

説明になっていませんが、細長いブドウ。

「これは皮ごと食べられるから。」とご説明いただいたので、早速皮ごといただきました。一言で言うと、「リンゴのブドウ」。なんのこっちゃ?と思われるでしょうが、皮が普通のブドウに比べると極薄で、少しシャクシャクした食感。ブドウとリンゴの間の食感、って書けば少しは伝わるのでしょうか。

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≪フランヴォワーズ・ヴィネガー≫

オランダのアムステルダムに数日前まで出張されていたとのこと。
わざわざ現地のお酢を買ってきてくださいました。お酢屋だけに興味深々。

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≪無農薬の夏みかんで手作りされたマーマレード≫

瓶には日付まで入っています。
夕食直後だったにも関わらず、これには思わず触手が…。普通のマーマレードとの違いはピール(皮)の刻み方が細かいこと。そのため、夏みかんの爽やかな苦味がばっちり効いています。これはめちゃめちゃ私好み。母も絶賛でした。

味だけではなくトロトロ加減も全然違います。普通はゼリーのようなプルプル感を出すためにペクチン(ゲル化剤)という食品添加物を入れます。そのせいで必要以上に固まってしまうのですが、それこそがジャムと勘違いされています。でも、本来、果物に砂糖を加えて煮詰めると天然のペクチンが溶け出してきます。この自然なトロミこそ完熟した果物の証なのです。特にかんきつ類はベリー類に比べ、ペクチン量が多いことが特徴です。

他にもオーガニックワインやシャルドネ(ブドウの一種:白ワイン用のブドウ)の種からできたグレープシードオイル、レモンの香りのついたオリーブオイル等たくさんいただきました。本当にありがとうございました。

そして、もうひとつ。うれしかったもの。

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≪ ? ≫

なんでしょう?



……


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全てのものにお手製のタグを付けていただいてたのです。
ある雑誌にこんなことが書いてありました。

「お取り寄せと手土産の一番の違いは、『心配り』の有無である。お取り寄せは自分が好きなときに好きなものを食べるためのものであるのに対して、手土産は相手の好みやタイミング、量、ラッピングに至るまで様々な心配りが…」

ひとつのバスケットに入っていた商品達は、忙しい時間を割いて様々な場所から集められてきたものです。そんなありがたいココロをいただきました。ひとつひとつ楽しみに味あわせていただきます。感謝。

                            五代目見習い 彰浩