≪忘年会の様子≫
弊社の忘年会はブリしゃぶ。宮津名物?であるブリのしゃぶしゃぶは「出世鍋」とも呼ばれています。魚が大きくなるにつれ、ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ と成長に伴って出世するように名前が変わる様は縁起のよい魚として扱われます。
そんな能書きは置いといて…。
≪ブリしゃぶ≫
今日は、どっちの料理ショーの特選素材にもなった伊根のブリがうまい具合に手に入ったようで。大きさは10kg以上もある、脂の乗り具合も文句なしの極上品。
刺身よりも薄くスライスした身は、大皿に大輪の花を咲かせています。見ているだけで楽しい…わけもなく、みんなの箸が次々にブリをキャッチしていくのでした。出汁の中でさっと、表面だけが白くなるように熱を通したら、すぐに『富士ゆずぽん酢』の中でくぐらせてパクッ。
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この筆舌に尽くしがたい甘みと旨味は、舌からのうれしい刺激となって大脳皮質味覚野の前方に伝わるのでした。特にこの綺麗なブリの旨味は、弊社の『富士ゆずぽん酢』との相性バツグン。そんなわけで、私が写真を撮っている間にも次々にその魅力的な三角形は姿を消していくのでした(結局、もう一皿追加!)。
次にブリの粕漬け焼きが来て、さらにこれ!
≪ブリのにぎり≫
≪アラ炊き≫
アラ炊きは今日のコースには入っていなかったのですが、これを逃すわけには行かず、ムリヤリ作ってもらいました。箸などは使わずに両手でかぶりつくのが一番美味し。
≪雑炊≫
シメはもちろん、これ。ブリの旨味を余すことなく堪能した2時間半でした。
お世話になったのは宮津の老舗旅館である茶六本館。創業100年を超える木造3階の風情ある佇まい。いつも極上のブリが手に入る名店です。もちろん、いつも『富士ゆずぽん酢』で食べることができますので、ぜひお立ち寄りください。
茶六本館 京都府宮津市魚屋866 TEL:0772-22-3347
五代目見習い 彰浩