北京ダック






≪本場の北京ダック≫

一人旅の醍醐味は好きな時間に好きな場所で好きなことができることにありますが、正直に言うと食事のときは寂しい。でも今回はすごいハプニングがあって、2005年最後の食事をステキな方と摂ることができました。

その話に至った経緯はというと…

日本を出る前日、ブログ(9/26)にも書いた京都・一乗寺の焼肉屋『いちなん』にお邪魔して、店主の孫さんと閉店後にいろいろ話していると、「台北行くんなら、知り合いを紹介するから案内してもらえば?」というありがたいご提案をいただいたのでした。

そして台北に着いてから、イクリンさんという女性とメールや電話でやりとりをした後、ホテルのロビーでお会いすることができました。そして、一緒に北京ダックを食べにいった、というわけです。

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≪もちもちの皮がうまい北京ダック≫

ビールを飲みながら、空芯菜の炒め物や豆腐の海老餡かけなどをつまんでいると、北京ダックが登場したのですが、あまりの量の多さにちょっとひいてしまいました。

4人前はゆうにあるのです。しかも、本場では皮だけではなく、後から肉も出てきて、一緒に皮に巻いて食べるのです。さらにさらに、肉の入ったスープが出てくるのです。二人で注文するヤツが悪い、と言われればそれまでですが、テーブルはすごいことに。写真を撮っておけば良かった。

価格はとんでもなく安い!
ビール2本につまみなど全て含んで5,000円。日本で居酒屋に行くより安い。今回の旅行は100円単位のものばかり食べていたのですが、これが唯一の贅沢でした。

ちなみに日本でこんな食べ方ができるのは、六本木にある『中国茶房8』。ココも3年半ほど前に二人で行ったとき、食べきれずにドギーバックに入れてもらってテイクアウトした覚えがあります。ここも一匹3,680円という安さでしたが、肉の炒め物やスープも出てきました。

と、食べることばかり書いてしまいましたが、イクリンさんはとてもステキな方でした。日本の大学で4年間勉強されていたこともあり日本語もペラペラで、台北のことや食べ物のことなど、とても親切に教えてくれました。そしてなんと、翌日の元旦もホテルの部屋に電話をいただき、朝から夕方まで、台北市内の名所や名物を食べに案内してくれたのでした。つづく

中国茶房8 http://www.cceight.com/

                          五代目見習い 彰浩