今年も京都は久美浜町から大量の梨を入荷しました。
今回は新興という品種で1個が500〜700g程もある大玉タイプの梨なのですが、味は決して大味ではなく甘味・酸味のバランスが良く、水分が多くてとてもジューシーです。
しばらく置いてから食べると酸味が弱まり、より甘く感じるらしいです。
井戸水の流水でホコリ等を流し、もう1つの半切りで丁寧に1つずつ汚れを落としていきます。
また、傷んでいる部分は包丁で取り除きます。水温は15度と結構冷たいです。
摩り下ろされた梨がまるで滝のように流れます。
酵母を入れて、後は経過を見守っていきます。
最近ぐっと寒くなってきましたので、品温が下がり過ぎない様に断熱材で保温します。
梨醪の出来上がりは1週間後の予定なので、その間に次に仕込む紅芋醪の準備を進めて行きます。
醪蔵杜氏 藤本
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