帰国後、えっちらおっちらと宮津駅に降り立ち、こんぴらうどんに駆け込みました。日本食から離れていたせいもあって、いつも以上にこんぴらうどん欠乏症になっていたため。

さて、最近のお気に入りは鍋焼きうどん。こちらは3種類から選ぶことができます。牛肉、鶏肉、海老天。まずは3つ食べてからご紹介しようと思い、時間が経ってしまいました。

鍋焼きうどん



















≪牛肉≫

時雨煮まではいきませんが、酒と醤油で下味をつけたお肉がどっさり入っています。

鍋焼きうどん2



















≪鶏肉≫

あっさりとして、最も胃にやさしそうなタイプ。

そして、私の一番好みのは、

鍋焼きうどん3



















≪海老天≫

大きな海老天が2本鎮座しておられます。そして卵を崩すと・・・

鍋焼きうどん4



















≪海老天 with 卵≫

トロットロの卵を天ぷらにまとわせると、やさしい出汁を吸った衣に卵のコクが合わせって、幸せを感じることができるのでした。もちろん、プリップリの海老は衣で大きく見せてるわけではなく、しっかりと身が詰まっています。

他にもたくさんの具が入っています。

 ・お揚げさん
 ・えのき
 ・卵
 ・春菊
 ・かまぼこ
 ・ネギ

特に、ふっくら柔らか、しみじみと甘い出汁を湛えたお揚げさんの美味さには唸ってしまいます。これだけ入って1000円は素晴らしい。そして、一緒についてくる柚子果汁を途中で投入すると出汁が劇的に変化します。やわらかい味にビシッと一本筋が通ったような感覚。

そして、最後はこれ。

鍋焼きうどん5



















≪七味を≫

大阪・堺にある、やまつ辻田の極上七味をひと振り。嗚呼、日本人である幸せを感じる瞬間。この冬、必ず一回は食べていただきたい、絶品です。私はこの冬、何回食べられるでしょうか。

                     五代目見習い 彰浩