朝日新聞夕刊(西日本版)にお酢や母が飯尾家の宝を掲載していただきました。

朱色の盃



































朱色の盃2

























≪掲載記事≫

朱色の盃が発見されたのがちょうど一年前。「京都のお酢屋のお酢レシピ」用の料理写真撮影のために、母と妹の淳子が土蔵に入って器を探していたのがきっかけ。ちなみに、このレシピ本に出てくる器は全て飯尾家のものを使っています。

さて、土蔵というと、私にとっては恐いイメージしかありません。幼稚園に通っていた頃、悪さをすると父に閉じ込められた、真っ暗な闇。土蔵に放り込まれ、分厚い扉の鍵を閉められると大声で泣いても外界には届きません。電灯のスイッチの場所も知らなかったため、ひたすら暗闇で待つ時間はとにかく長かったのを覚えています。

そんな思い出の土蔵で見つかった盃。作られた年代も、価値があるのかないのかも今となってはわかりませんが、米作りをしている当蔵にとっては何にも代えがたい大切な宝です。今年は伊藤や今井が例年以上に苗作りにこだわって米を作りました。たくさんの方のご協力のお陰もあって、秋には大豊作。そして、11月1日には20年以上の研究の結果、富士酢プレミアムを発売することができました。

もしかしたら、この盃が・・・、なんて考えたりもします。

                        五代目見習い 彰浩