昨晩、約2週間振りに蔵に戻ってきました。横浜高島屋にお運びくださった皆様、ありがとうございました。

さて、物産展中はずっとブログが滞っていたので今日から再開します。実は、恵比寿のフードマエストロの地下には会員制のワインラウンジki-kuがあります。白、赤がそれぞれ4種、20ml、60ml、120ml、200円以下から好きな量でティスティングできます。これがまた楽しいわけで。

それはそうと、そのバーを貸しきって、富士酢プレミアムを使った鮨パーティが行われたのでした。今回の参加者はメディア関係者の方が中心。そして、握ってくれたのは若き出張鮨職人、というか寿司の伝道師こと岡田大介さん。

すしパーティ






























≪岡田さん≫

彼は中央区のマンションの一室で鮨を握ったり、出張鮨パーティなどを企画・運営しています。私はある方のご紹介で一度お会いし、今回初めて、岡田さんの握った鮨をいただいたのでした。

いやぁー、美味しかったです。調味料を含む素材選びからしっかりされているのがよくわかりました。

すしパーティ2



















≪富士酢製品いろいろ≫

今回は富士酢を使って握る、というのがテーマでしたので、いろんな酢を使っていただきました。

すしパーティ3



















≪会場のki-ku≫

25人も入れば満員の店内、食の話で賑わっておりました。

すしパーティ4



















≪お通し≫

この写真は盛り付け途中だったので写っていませんが、黒、赤、青の3種のなまこを使ったなまこ酢がお通し。下にひいてあるのは乾燥とは思えないほど、ええ食感のわかめ。富士すのもの酢で。

すしパーティ5



















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≪生牡蠣3種≫

産地違いの牡蠣はオイスターバーのようで面白い。養殖している漁師さんの名前までわかっているそうな。これは富士ゆずぽん酢で。実は牡蠣、食べ放題だったのでした。牡蠣フリークにはたまらない時間でした。

すしパーティ7



















すしパーティ8



















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≪握り≫

握りだけで10数貫。赤身、ヅケ、サバ、金目、赤ムツ、ガス海老、アナゴ・・・。シャリは産地違いや黒米など3種。ネタも生と昆布締めなど、比較する楽しみを考えた構成で楽しかったです。シャリ酢には富士酢と富士酢プレミアムがブレンドしてありました。はじめにシャリだけ握ってもらったのですが、皆さんから「美味しいっ!」との評価もいただきました。お酢屋としてはうれしい限り。

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≪ガリ≫

ガリも富士酢プレミアムで。岡田さん曰く、「砂糖を使うと飯尾さんに怒られると思って赤酒みりんを使いました」と。いえいえ、砂糖を嫌ってるのではなく、「安い、ツーンとした酸味だけで旨味のない酢を使った鮨屋のシャリはどこも砂糖がどっさり」と言っただけです。このガリ、生姜のパンチと酢の旨味、ほのかな甘味が舌をリフレッシュしてくれました。美味しかった。

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≪巻物≫

そして、実はこれが私の一番のお気に入りでした。これ、巻物を作った後、烏骨鶏の卵が塗ってあります。いわば、卵かけご飯の鮨ヴァージョン。びっくりしました、そのアイディアと美味さ。うーん、と唸ってしまいました。しかも、この海苔も岡田さんが産地に出向いて干してきた海苔だそうな。素晴らしい。彼は魚を釣りに、海苔を作りに、などなど、時間を見つけては全国行脚しているそうです。

食事の合間には、酢と鮨の歴史などの話もさせていただきました。3世紀ごろ、酢が中国から日本に入ってきて・・・、と。質問などもいただいたたりして、楽しい時間を過ごさせていただきました。美味しい鮨を握ってくれた岡田さん、ご参加くださった皆様、企画してくださった方、ありがとうございました。

ちなみに、ワインラウンジ ki-kuにご興味のある方はご連絡ください。私からご紹介することもできますので。

                     五代目見習い 彰浩