今日は埼玉にある弓削田醤油の中戸川さんが来てくださいました。先日、無化調ラーメンマップの出版記念イベントでお会いしたときに、「蔵に伺います」とおっしゃってくださっていたのです。それにしても、埼玉からお一人で車を運転してくるパワーには脱帽です。

中戸川さんは醤遊王国でお客様の見学対応などを担当されており、醤油だけでなくいろんな発酵食品にも造詣が深い方です。まずは酒蔵、酢蔵を隅々まで見ていただいた後、こんぴらうどんへ。そして、棚田に向かいました。

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弓削田の中戸川さん来社

























≪頭を垂れる稲穂≫

いつの間にかこんなにたくさんの実をつけていました。伊藤の話によると、近所の農家さんから、「去年よりも出来がええんちゃうか」とお褒めの言葉をいただいたようです。

去年の今頃は、「この集落で一番の出来や」と褒めてもらってた記憶があるのですが、それ以上にいい出来だとしたら・・・。いや、あんまり期待しすぎると台風とか来るかもしれん。冷静に冷静に。

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≪中戸川さんと伊藤≫

二人はもちろん初対面でしたが、いろいろと話し込んでおりました。平地の田んぼの棚田の違い、農薬を使わないことによる手間、イノシシやマムシのことなど。

その後は車でさらに上っていき、契約農家さんの棚田へ。

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≪案山子いろいろ≫

先日、伊藤がブログで紹介した案山子(かかし)が棚田で警備をしてくれていました。案山子としての役割を果たしているかは別として、かなり面白いのがたくさんあります。

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≪ライオンと鳥のフュージョン?≫

何歳くらいの子が作った作品なのか、かなり興味があります。突然変異種ではなく、遺伝子組み換えレベルじゃないと、こんなに2種類の動物が混ざって生まれてこないでしょう。首が長いので、飛んでいるときのバランスのとり方が難しそうです。

そして、私が一番気に入った案山子がこれ。

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≪仏様?≫

「イノシシもカラスも人間も、みんな仲良くしなさい。そして、人が作った物を勝手に食べてはいけませんよ」とか、動物達にありがたいお言葉をくださっているようです。うつろな目や表情もいいし、すごくシュールです。これ作った人、センスあるなぁ。

ただ、袈裟がなぜかイノシシのようにも見えて・・・。実はイノシシが化けてるのかも?

収穫までの約1ヶ月、彼らのがんばりに期待しましょう。

                      五代目見習い 彰浩