登熟



















登熟が進み、日に日に色づく稲穂も そろそろ刈り時です。8〜9割が黄熟すれば刈り取り適期、枝硬といわれる穂の枝の部分も だいぶ茶色くなってきました。これは籾に栄養分を送り終えた証拠、中にはプクプク実った玄米が隠れております!はよ〜新米食べたい。

稲木組み

























稲木組み2

























《稲木組み》

稲刈りを間近にし慌ただしくなって来ました。最近では稲木を組むといった情景がなかなか見れなくなっておりますが、ここ上世屋では稲刈りと天日干しがワンセットですから当たり前のように使われます。その訳は、まず天日でゆっくり乾燥させた米は美味しいでしょ!それに米の乾燥だけが目的ではなく、いっしょに乾燥させてる藁も利用価値があります。稲木を縛るための縄なんかがそうです。昔は冬仕事にわらじや背負子なんかも・・・かつては農業を営む人にとっての生活の一部。
また、稲が終われば その後収穫したアズキやソバも干されます。だから稲木組みの目的はたくさんあるのでした。

稲木組み3



















稲木組み4



















《無事完成!出来栄えは?》

稲木場をお借りしてるベテラン農家さんに「去年と比べてどう?」の質問。

「チッとは(少しは)ようなったな!」でした。

                米作り担当 伊藤