今度のワークショップの原稿に追われ、ブログの更新ができませんでした。といっても、まだ終わったわけではなく、まだまだやることがあります。

さて、週末は梨酒ができあがり、搾り作業がありました。

梨酒の搾り作業


















≪できあがった梨酒≫

摩り下ろしたて酵母を加えただけ、水も加えずにアルコール発酵しました。表面は空気に触れているため酸化し、少し茶色がかっています。

これをいよいよ搾っていきます。

梨酒の搾り作業2



















梨酒の搾り作業3



















≪手桶で汲み出し≫

今井が2種類の手桶を使って、ステンレス製のタンクから梨酒を汲み出します。ちなみに、先が細くなった手桶のことを「きつね」と呼んでいます。

梨酒の搾り作業4



















梨酒の搾り作業5



















梨酒の搾り作業6


















≪酒袋に移す≫

酢の発酵杜氏である相見がもつ酒袋にドブロクを移します。

梨酒の搾り作業7





























≪搾り槽に並べる≫

梨酒の搾り作業8



















≪舟口≫

粗濾しされた梨酒が出てきます。これでやっと、酒造りが終了。

外国の濃縮果汁を使って簡易的に造られる他社の果実酢に比べて、この方法だと手間と時間がかかります。比べ物にならないくらいに。だからこそ、をわかってくださる方だけが使ってくださればいい。そんな風に考えて造っています。

この酢が瓶詰めされて、お客様の元に届くのは来年末以降。長いなぁ、と思っていると、いつの間にか時間が経っているわけで。今年もあとひと月。ぼーっとしているとすぐに年が明けてしまいます。がんばろっと。

                     五代目見習い 彰浩