弊社の今年の営業は本日で終わり。今年も無事にこの日を迎えることができました、怪我もなく?。

さて、昨日の撮影が終了したのは夜9時。ホンマにありがとうございました。では、朝9時から始まった取材の様子を。

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≪酢酸発酵≫

富士酢の発酵の様子を見ていただきました。小林杏奈アナウンサーは料理好きらしく、富士酢の特徴を見事に表現してくれました。

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≪出汁をひく≫

富士ゆずぽん酢の作り方がここまで詳細にわたってレポートされるのはもちろん初めて。濾過、調合責任者の三好がいつもどおりの流れで作っていきます。200リットルの大鍋に利尻昆布をたっぷり入れ、ある温度になったら枕崎の鰹節を入れます。そして、一定の時間、ある温度を保った後、出汁をひきます。

一般的なぽん酢でこのような作業はありません。なぜなら、ほとんどのぽん酢製造業者は化学調味料やアミノ酸、蛋白加水分解物、昆布エキスやカツオエキスなど、出汁代わりのものを添加するから。ラベルの裏側、原材料の欄を見ていただくとどなたでも確認できます。

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≪調合する≫

そして、いよいよ調合。ここでびっくりされたのが果汁の量。徳島のユズ、大分のカボスは共に無農薬栽培のもの。これらの果汁を30%以上も使用するからこそ、香り高くフレッシュ感のあるぽん酢ができるわけです。ちなみに、一般的なぽん酢には5〜10%くらいしか入ってないようです。

では、どのように見分けるかですが、これまた簡単。原材料の欄をみてください。ほとんどのぽん酢は、

  原材料名:醤油、酢、果汁…

の順に記載されています。これは、果汁よりも酢の方がたくさん入っていること。なぜなら、酢の方が原価が安いから。

一方、富士ゆずぽん酢はお酢屋が作っておりますが、

  原材料名:醤油、果汁、酢…

の順に記載されています。実は醤油と果汁(ユズ+カボス)はほぼ同量。酢はほんのちょっとしか入っていません。なぜなら、この配合の方が美味しいから。

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≪味見≫

調合したてのぽん酢を小林アナに味見していただきました。

「…んっ? これ、ほんとにぽん酢ですか? フレッシュで○〇で…」と、覚えていませんが、めっちゃくちゃ気に入っていただいたのでした。よかった、繊細で自然な味のわかる人が取材に来てくれて。

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≪熟成蔵≫

発酵を終えて10か月寝かせた富士酢をティスティング。火入れもしてない、フレッシュなものです。これも気に入っていただけたようです。詳しくは放映で。といってもたぶん、5分程度まで編集されるはずですが。

最後に、富士ゆずぽん酢の味見のために、水炊きと、あるデザートを召し上がっていただきました。デザートとはなんでしょう? 気になる方には教えますよ。

長時間にわたって、真剣に取材してくださった皆様、本当にありがとうございました。ちなみに、小林アナは撮影の合間に山ほど、ホンマに山ほどお買い上げくださいました。重ねてお礼申し上げます。

放映日 1月7日(水)ズームイン!! SUPER
    6:50頃から5分程度放映されるはずです。

                     五代目見習い 彰浩