今日は、京都からカメラマンの神崎さんに来ていただきました。神崎さんはJリーグの某チームの専属として、チームの試合に帯同するなど活躍されています。ちなみに、四代目の飯尾毅とは同志社大学の同級生。そんな縁もあって、以前から棚田の撮影や富士酢製品画像など、いろいろお世話になっています。

朝5時半に京都市内の自宅を出て、車で蔵に来てくださいました。そんな神崎さんの撮影風景がこちら。

酒蔵撮影


≪出麹≫

麹が出来上がった直後、湿気をとり、冷ます必要があるのです。今日は祭日でしたし、取引先の蔵見学がなかったこともあり、私も酒蔵で仕事をしておりました。

他にも…


酒蔵撮影2


酒蔵撮影3


酒蔵撮影4


≪もやし振り≫

種麹菌(もやし)を蒸した米粒に付着させる作業。温度などのタイミングが勝負の仕事なので、撮る側と撮られる側の呼吸やコミュニケーションも大事です。

酒蔵撮影5


≪麹室へ≫

もやしを振った米を麹室へ運ぶところ。

この他にも、櫂入れや麹室での仲仕事、切り返しなどなど、17時まで休憩もなく撮っていただきました。最後は酒蔵のみんなで記念撮影まで。

これ、酢蔵も撮ってもらいたいなぁ。酢酸菌を植えるところや出汁を引くところとか、いろいろ。全員の集合写真も。明日も午前中いっぱい、撮っていただきます。後日、データをいただいたら、このブログでも紹介しますね。本来の目的は、取材や雑誌掲載のときに使ってもらうため。ホンマ、お願いしてよかった。

                     五代目見習い 彰浩