4年ほど前から京大のサークル、農業交流ネットワークのメンバーが田植えや稲刈りの手伝いに来てくれています。そして一昨日から2日間、大石先生を含む9名が酒蔵の仕込み体験に。

京大生 酒蔵仕込み体験会


≪酒蔵仕事の説明≫

一般的に仕込み中の酒蔵、特に麹室などに外部の人が入ることはありません。雑菌の繁殖等のリスクがあるからです。ただ、いつも米作りを手伝ってくれている学生のみんなだからこそ、特別に体験会をしました。

私は他のお客さんや仕事があったため、夕食を一緒に食べて、3時間ほど話すくらいしかできませんでしたが。

京大生 酒蔵仕込み体験会2


≪麹室≫

麹室でも2日間、みっちりと仕事してもらいました。そのため、麹カビが繁殖し、半透明の米粒がだんだん白く変化していく様子や栗のような香りが出ることも感じてもらったと思います。学生である彼らにとっていい経験になればいいのですが。一方、受け入れる側もいろんなことを考える有意義な時間だったようです。

4月は苗作り、6月は田植え、その後も草取りに稲刈り。彼らと1年間みっちりと接していく予定です。

                     五代目見習い 彰浩