先月に引き続き、縄屋に行ってきました。宮津からは車で45分もかかるのですが(東京からは5時間半ほどもかかるのですが)、訪れる価値あり!

店主の吉岡さん、大阪の三ツ星フレンチへの食べ歩きで新たな刺激を得て、私の前に立ちふさがりました。というわけで、いただいた料理をすべて、ご紹介します。

縄屋


≪地タコのゴマ酢和え≫

丹後でロマネスコが食べられるとは、ひと皿目からやってくれます。自家菜園の無農薬野菜が美味い。もちろん、タコの食感も。

縄屋2


≪ふきのとう入りもちの椀≫

このおもちのほろ苦さと一番出汁の澄んだ旨み、たまりません。この日のイチバン。

縄屋3


≪造り ひらめと赤貝≫

縄屋の造りのツマに大根が出てきたことはありません。この日は水セリ? どんな細かいところにも手を抜かない店です。

それにしても、りっぱなヒラメでした。縁側もすごい厚みだった。

縄屋4


≪鴨の塩焼き≫

縄屋で肉が出てきたのは初めてカモ?

縄屋5


≪2色のアスパラとトマト 鯛の骨でとった出汁のジュレ≫

これも抜群でした。鯛の骨の出汁でアスパラを茹でたのでしょうか、アスパラの美味さに唸りました。トマトがびっくりするほど甘かった。もう少し酸味のある品種だったら、さらにバランスよかったかも。って、ちょっとくらい意地悪言いたくなるほど美味いのでした。

縄屋6


≪タラの低温蒸し? 白子の葛ソース≫

塩をしっかり当ててじっくり脱塩、旨みを引き出したタラのプリプリの食感に白子が贅沢。

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≪サヨリの酢のもの(梅酢)≫

縄屋8


≪大蛤とウドのぞうすい≫

縄屋9


≪和三盆のアイス≫

全9皿、大満足の3時間半でした。季節ごとに、いや毎月食べに行きたい名店です。ご馳走さまでした。

               五代目見習い 彰浩