今回は宮津市から車で一時間半の兵庫県北部「但馬地方」の養父市に、富士酢の原料米を栽培している契約農家さん達と、無農薬栽培「紙マルチ米」の田圃へ見学に行ってきました。

養父視察1

早速現地に到着したのですが・・・、やはりここは、「弁当忘れても傘忘れるな!」と言うとおり突然の雨・・・

養父視察2

一旦バスの中で説明を聞き、仕切りなおして田圃を見学。


養父市全体の水稲作付面積は74haあるそうですが、全体の7割が「水稲種子生産」で、紙マルチ米はほんの一部だそうです。

それにしても「養父市紙マルチ部会(8名)」の部会長 西田健次さんは熱かった! ご自身も田畑含めて5.5haを栽培! その行動力と物言いは とても82歳とは思えぬ力強さ。同行した農家さん達には良い刺激になったのでは?
この先の養父市の米作りについて、私達に一生懸命語ってくださいました。今回一番の収穫でした。


養父視察5


養父視察4

そして辺りを見渡すと、各田んぼの隅に白い旗があり、それは全て田んぼのカルテ?
生産者・品種・田植日・中干し期など 一目見てわかるようにしてありました。
これは私たちも実行したいことです。

田んぼの紙マルチの殆どは分解してなくなり、雑草がチラホラ顔を出して・・・これからが無農薬栽培の大変な草取のはじまりです。


この養父市の紙マルチ米は百貨店等で「養父の華」という名前で販売されているようです。


JAたじま 八鹿営農生活センター様、西田健次様、お忙しいなか時間を割いていただきありがとうございました。


                                                         米作り担当  今井