10月末から仕込んでいる紅芋。
まずは、蒸してから紅芋酒を造っておりました。そして、現在は、その紅芋酒を原料に、酢酸菌を浮かべています。

つまり、

   紅芋 → 紅芋酒 → 紅芋酢

へと変化していくわけです。

久しぶりに中身をのぞいてみました。

発酵中の紅芋酢


発酵中の紅芋酢2


発酵中の紅芋酢3


発酵中の紅芋酢4


≪発酵中の紅芋酢≫

まだ、アルコールが残った状態ですので、ほわーんとセメダインのような香り(酢酸エチル臭)がします。

これ、アルコールが酢酸に変わる際、酢酸菌が菌体外に放出する香り。
リンゴの香りと形容されることもあります。

それにしても、惚れ惚れするほど、ええ色。
ちりめん状の立体的な表面も魅力的。
あとは、この状態で120〜130日ほどすれば、発酵は終わるはずです。そして、熟成へ。
ホンマにええ色や。

                 五代目見習い 彰浩