今日までの2日間、「食彩の王国」の取材に4名のスタッフの方々が来てくださいました。そして、延べ17時間もかけて、3つの場所を撮っていただきました。

まずは酒蔵。
純米富士酢の原料となる純米酒を醸す現場は、今が最盛期。白衣に手ぬぐいを頭に巻いて、精米室から米を蒸すところ、酒母を造る酛場(もとば)、麹室など全ての場所にカメラが入るのは、10年ほど前のNHK「食べ物新世紀」以来かもしれません。

次に酢蔵。
純米酒に酢酸菌を浮かべて、いよいよ酢酸発酵が始まる瞬間を。アルコールを食べて酢を造る、いわゆる飲兵衛な酢酸菌。蔵に100年以上も住みついている彼らの活躍っぷり。

そして、その合間には自宅で酢料理。
約6時間、夕方から深夜まで、酢料理レシピを撮っていただきました。

食彩の王国 取材


≪撮影の様子≫

加工食品をつくる側、いわゆるメーカーは、原料の素性(産地や品種、栽培方法など)と共に、その製造工程を開示することが必要だと思います。なぜなら、そこが明るく開かれていればこそ、お客様に安心して使っていただけるから。飯尾醸造はそのように考えてやってきました。

放映は3月3日(土)の朝9:30からの予定です。
ぜひご覧ください。

          五代目見習い 彰浩