松尾田んぼ1


松尾田んぼ2


≪松尾田んぼ≫

先週末、富士酢の原料米をつくる契約栽培田も全て稲刈りを終えました。

今年の収穫期は例年以上に雨に泣かされたような。
空を見上げ、今日は大丈夫!と意気込んだのもつかの間、高地特有の気まぐれな天候で作業の中断もしばしば。
回復を待っての再開も ぬかるみに難儀します・・・かなりワイルドな刈り取りに。

とにかく無事に終わって何よりです(祝)

天日干し脱穀1


天日干し脱穀2


≪天日干しの脱穀≫

体験会で掛けた稲も脱穀を行いました。
途中、幾度となく雨にさらされ藁の乾きも まちまち・・・結束の太さ細さ、高さ、表裏。

肝心な籾の水分は適度に抜けております。ただ、所々によってバラつきは出るため仕上げの乾燥を行います。

籾摺り1


籾摺り2


玄米


≪調整≫

乾燥後は籾摺り開始。
籾殻を取り除けば いよいよ玄米がお目見え、米農家にとって至福の時。


気になるのは収量、品質です。
栽培期間中に昨年の出来と比較し予想は立てるものの、やはり収穫するまでは・・・。

今年も出穂後に暑い日が続きました。昔から「日照りに不作なし」って言われますが・・・確かに冷害と言われる年は低温障害で生育が悪く不作となります。

ただ、日照り=高収量であっても、=高品質という事ではないのです。
そう、日照りにも限度があるわけで・・・日中35℃近い猛暑や熱帯夜が長く続くとストレスは多く品質的にも大きなダメージが出ます。逆に高温障害で実入り(デンプン)の少ない米になってしまい、最悪は胴割れという稲刈り前に米が割れてしまうことも。
こうなれば品質低下はもちろん減収にもつながります。

だから、暑すぎず寒すぎずです。

とはいえ、自然相手・・・人が出来る対処方法としては、水を掛け流し地温を下げてやること。

高温対策に適した環境下とは?
夏場でも水が確保できる、昼夜の温度差がしっかりある、など。
そういった意味では、上世屋、松尾などの高地は有利な土地柄と言えるでしょう。


蔵人管理の棚田は昨年に比べ収量UP! 今週末には等級検査を。
さ〜、成績(品質)の方は? 楽しみです。


                             米作り担当 伊藤