ビニールハウス、育苗プールも完成し、いよいよ今週始めには種まきを行いました。
最近、日も長くなり作業が捗ります。

浸種


催芽


芽出し


≪浸種、催芽≫

種籾を約10日間 ゆっくり吸水させ、種まき2日前には催芽機へ移し替えて芽出しを。

催芽機は必要な設定温度と酸素を供給させる機械、これである程度の発芽予想時間の読みとムラの少ない芽出しが出来ます。

そもそも浸種、催芽の目的は?
出芽(箱土から芽が出る)の遅れや不揃いを無くすため。
ただ、出し過ぎると播種機に詰まってしまうので適度に。

昔は そんな便利な物は無く、風呂場などで湯を沸かし芽出しした農家も多いようです。しかし、温度が一定しないため時間や出来も不安定なものに・・・一番嫌なのがお風呂に入れない事ですね。


今の時代 「手作業によって得る付加価値」 「機械による品質向上」うまく両立したいものです。

播種1


播種2


≪播種≫

いよいよ種まきを。
楽をする事に関してだけは機転が利きます。ハウス入口前に播種機を設置し、借り物の発電機で手早く作業開始。

籾量も均一に蒔けて順調、順調。 苗半作!苗半作!!慎重に!慎重に!!です。

播種3


播種4


あっという間に敷き詰められていきます。

播種5


播種6


予定枚数を並べたら保温、保湿シートを被せて数日後の出芽を待ちます。
これからの 水、温度管理が苗の良し悪しを左右させるためコマメにチェックを!・・・うん? 連休は何処へも行けそうにありませんね。


                                米作り担当 伊藤