一時は存続も危ぶまれていた「梅くろす」。海外からのラブコールもあり、現在欠品しています。ご迷惑をお掛けして、申し訳ございません。
そこで、今年は過去最大の梅を仕込んでいきます。
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実は青梅、需給が逼迫していて、品質に懸念があったのですが、なかなか良い梅が手に入りました。
和歌山、奈良、三重に跨る紀伊山地で有機栽培されたもの(今年は奈良と三重)。
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こちらも過去最大の10名体制の人海戦術。他の仕事はストップして、ひたすら洗いに掛かります。
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一つ一つヘタを取り除いて。この辺が飯尾醸造クオリティーかな。
因みに梅一粒20g、全部で38,000個。数えなきゃよかった・・・。
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濯いで水切りしてから、梅と氷砂糖(国産のてんさいが原料です)を、交互に重ねて。
ご家庭での作り方と基本は一緒。ただスケールは100倍以上。
漬け終わりの梅も美味しくいただくには、一旦梅を凍らせた方がベター。
エキスが抜けた後にシロップを吸収して、ふっくらした梅に仕上がります。
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最後に玄米黒酢を注いで、仕込み終了。
今年の12月〜来年1月頃から出荷見込みです。


                                 蔵人頭 秋山