皆様、こんにちは。今年は宮津も雪が少ないです。少し寂しいです。でも、いつも元気な酢造り担当和田です。

今回は見事に務めを果たした、富士酢の菌膜ちゃんを紹介します。

DSC_0011


発酵終盤になると、菌膜の温度が下がり、膜の弾力がなくなりドロリとしてきます。初期の頃とは違う、独特の微かな香りも終了を知らせる合図です。

入社3年目にして、やっとこの香りの違いがなんとなくわかるようになりました。

DSC_0020



この菌膜を、網を使ってきれいに取り除きます。「約3ヶ月間、御苦労様。ありがとう!」
感謝の気持ちを忘れずに。
この菌膜ちゃんのおかげで、美味しい富士酢がつくられます。
うーん、感謝の気持ちを忘れずに!

DSC_0021


きれいに菌膜を取り除いたお酢は、その後、8ヶ月以上の熟成期間を経て、ビン詰めされて、皆様のもとへ出荷されます。

酢造り担当 和田