朝晩と肌寒くなってきた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?秋の足音を肌で感じている酢造り担当の和田です。

酢造り担当者は、日々菌膜ちゃんの様子を観察し、発酵を見守っています。今回は紅芋酢の発酵をご紹介します。

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タンクの中に発酵中の紅芋酢があります。
表面のピンクの膜が酢酸菌膜です。
なかなかの美人さんになりましたね。このまま、すくすくと成長してほしいものです。

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菌膜ちゃんの状態や香り、温度を観ます。
最近急に涼しくなってきたので、特に温度の変化には気を付けています。

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検体を少し採取します。
紅芋酢の菌膜ちゃんは、純米富士酢の菌膜ちゃんよりも弾力性が少なく、傷つきやすいので、慎重に少しだけビーカーにすくいます。

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この紅芋酢が、どのくらい発酵しているのか、毎週酸度を測定します。
どのくらい酸度が上がっているか、楽しみな反面、酸度が上がっていなかったら困るので、ドキドキの瞬間です。特に紅芋酢はヤンチャすることがあるので、測定するときは緊張します。

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良かった。酸度もきちんと上がってます。
気温が段々と下がって1月頃の発酵終了まで、このまま元気に発酵しておくれよ菌膜ちゃん!

酢造り担当 和田