先週末、原料米を作る棚田の稲刈りが全て終了しました。
今年も全量一等の良品質米を作ってくださった農家さんに感謝です。

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《稲刈りの様子》

半世紀を超えたベテラン農家さんも まだまだ現役で奮闘中です。
さすがに周りの環境や圃場の特性などを熟知されており、雑草対策&獣害対策などにも上手く対応し、毎年安定した収量を確保されます。
また、自然相手という事を肝に銘じ、余計な手間をかけず、作物の顔色をうかがいながら良い加減の手助けをする。
そこは昔から変わらぬ姿勢です。

しかしながら… ここ数年は気象条件の変化で、各都道府県の奨励品種が作りにくくなっているのも事実。
日照りに不作なし!って聞きますが品質面は やはり別の話…。
特に平坦地の圃場では高温耐性品種などの見直しや対策が必要かと。

年々深刻化する担い手不足や耕作放棄地の増加など、相変わらずいろいろと問題が山積みですが、何とか来年以降も良いお米が作れる事を願うばかりです。

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《富士酢の米&四代目お手製の佃煮》

とりあえず今年も無事に終えた事を祝していただきます。

新米炊きたては視覚から うまい。

うん、やっぱり『美味い…!! 』
でも、いろんな想いが詰まった味。

これがお酢に変わってしまう… もったいない? いやっ、なんと贅沢な!
農夫としては複雑な気持ちになりますね。


米作り担当 伊藤