わが家の「ゆく年くる年」 : 酢を造るといふ仕事

新年あけましておめでとうございます。
年明け第一号のブログ当番が、吉なのか凶なのか謎ではありますが…。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末にいただいて帰った縁起物の瓦を玄関に飾り、
清々しい気持ちで2020年を迎えました。

さて、わが家の年末年始はというと、特に変わり映えすることもなく
恒例の「餅つき大会」から始まります。
が、大会と名乗るほどでもなく、子どもたちや甥っ子姪っ子も
それぞれに忙しくなり、ここ数年、過疎化と高齢化が進んでいます。

朝から簡易かまどでもち米を蒸すところから始まります。
寒空の下で焚火にあたりながらの火の守りは役得のように思いますが、
火の具合を見つつ煙との闘い、蒸しあがるまでは2時間ほどという長期戦でもあります。

蒸しあがったら直ぐに臼に移して米粒を無くしていく「小突き」。
粒々感をなくして滑らかなお餅にするには、ここの手間を惜しんではいけません。
総勢5名で今年も二臼のお餅が出来上がりました。

で、どのような鏡餅になったかというと…
ジャーン！

実はわが家の鏡餅、お米なんですΣ(ﾟдﾟ;)
「一生、食べるものに困らないように」という願掛けで白米を一升飾ります。
これは、わが家だけの風習なのか、先祖代々のことなのか真相はいまだ解明しておりません。

そうこうしているうちに年が明け…
今年も初詣にてお守りを買い求めてきました。

昨年は『福がたくさん訪れるように』ということで
フクロウお守りを家族お揃いで買いました。