お世話になっております、新人蔵人の三原です。
飯尾醸造に勤めさせて頂いてはや二ヶ月半、業務を通じて勉強の日々であります。
勉強といえば、最近、発酵の勉強を細々としております。
なにぶん文系ゆえ、生物や化学のことを完璧に理解しているとはとても言えません。
しかしお酢の会社に勤めるからには、当然お酢に精通せねばならないでしょう。
というわけでその第一歩として、発酵の本を読みました。
こちら、和田先輩からお借りしました、
『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』斎藤勝裕著

何から手をつけたらいいかわからず、相談させて頂いたところ、
お酢とか以前にまず発酵そのものから学んだ方がいいとのことで、貸していただきました。
藤本杜氏もオススメの初心者向け本です。
そもそも発酵って何?というところから、
丁寧に平易に書かれていて、大変分かりやすい本でした。
パンや醤油、お酒やお酢といった発酵食品の出来上がる仕組みはもちろん、
発酵を利用したエネルギーや環境保護などについても幅広く触れられています。
恥ずかしながら、私は並行複発酵という言葉をこの本で知りました。
日本酒を作るためには、まず米のでんぷんを麹菌によって分解し、ブドウ糖を作ります。
このブドウ糖を酵母によってアルコール発酵させることで日本酒ができるのです。
こうしたプロセスが一つの容器の中で同時進行で行われていることが、並行複発酵なのだそうです。
なぜ同時進行なのかというと、徐々にブドウ糖が生成され、それを徐々にアルコールに変えていく「酵母の働き方」が理に適っていると言われているからだそうです。
菌が役割分担して私の大好物を作ってくださっているという、とても興味深い記述でした。
その他にも、詳しくは知らなかった彼らの働きについて勉強になり、面白く読ませて頂きました。
酢酸菌はアルコールを酢酸に変えるため、
お酢を作るには酢もと醪(お酒)が必要です。
弊社では醪も自社生産しております。
醪のもととなるお米は、契約農家様と自社にて生産した無農薬米です。(宣伝)
冬は酒蔵に行かせて頂く予定なので、無農薬米が並行複発酵する様子をじかに見て参ります。
蔵人 三原成三郎
飯尾醸造に勤めさせて頂いてはや二ヶ月半、業務を通じて勉強の日々であります。
勉強といえば、最近、発酵の勉強を細々としております。
なにぶん文系ゆえ、生物や化学のことを完璧に理解しているとはとても言えません。
しかしお酢の会社に勤めるからには、当然お酢に精通せねばならないでしょう。
というわけでその第一歩として、発酵の本を読みました。
こちら、和田先輩からお借りしました、
『「発酵」のことが一冊でまるごとわかる』斎藤勝裕著

何から手をつけたらいいかわからず、相談させて頂いたところ、
お酢とか以前にまず発酵そのものから学んだ方がいいとのことで、貸していただきました。
藤本杜氏もオススメの初心者向け本です。
そもそも発酵って何?というところから、
丁寧に平易に書かれていて、大変分かりやすい本でした。
パンや醤油、お酒やお酢といった発酵食品の出来上がる仕組みはもちろん、
発酵を利用したエネルギーや環境保護などについても幅広く触れられています。
恥ずかしながら、私は並行複発酵という言葉をこの本で知りました。
日本酒を作るためには、まず米のでんぷんを麹菌によって分解し、ブドウ糖を作ります。
このブドウ糖を酵母によってアルコール発酵させることで日本酒ができるのです。
こうしたプロセスが一つの容器の中で同時進行で行われていることが、並行複発酵なのだそうです。
なぜ同時進行なのかというと、徐々にブドウ糖が生成され、それを徐々にアルコールに変えていく「酵母の働き方」が理に適っていると言われているからだそうです。
菌が役割分担して私の大好物を作ってくださっているという、とても興味深い記述でした。
その他にも、詳しくは知らなかった彼らの働きについて勉強になり、面白く読ませて頂きました。
酢酸菌はアルコールを酢酸に変えるため、
お酢を作るには酢もと醪(お酒)が必要です。
弊社では醪も自社生産しております。
醪のもととなるお米は、契約農家様と自社にて生産した無農薬米です。(宣伝)
冬は酒蔵に行かせて頂く予定なので、無農薬米が並行複発酵する様子をじかに見て参ります。
蔵人 三原成三郎
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