昨年に引き続き、コロナ感染拡大防止のため、稲刈り体験会を中止とさせていただきます。

蔵人が管理する棚田は、景観維持や棚田保全はもちろん 『どのような場所で、富士酢の原料米が作られているか』を、その目で観て触れて感じていただく事も大きな目的です。
その意味においては、この2年間の見学の自粛や体験会の中止は残念でなりません。

まさかの事態……人任せの私にとっても辛い試練。
来年こそは!と願うばかりです。

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《棚田の様子》

9月に入り、稲穂も少しずつ色づいてきました。
この夏は台風の影響もあり、雨降りが多く生育の遅れが心配されました。
場所によれば、大雨強風などで稲の倒伏が目につく田んぼもあります。

すでに稲刈りが始まっている平坦地では、平年に比べ小粒との声も。
ここ数年の高温障害による白未熟粒とは違い、長雨も日照不足となり品質に影響がでます。
天候ばかりはどうにもならん!
確かにそうだ。

でも、気象条件が悪くても質の良い米を作る農夫もいます。
環境や圃場の体質?を熟知した者… 『稲姿は土中にあり』『米作りは土作りから』 目に見えない部分を、しっかりと理解しコントロールしてる方なのでしょうね。
早くその域まで到達したいものですが… まだまだ未熟な私。

とりあえず今は『100点は無理かもしれん。でもMAXなら出せるやろ!』で気張ります(笑)


         米作り担当 伊藤