ひっそりとした世屋の棚田。

コロナ感染対策のため、昨年は地元丹後在住の方、今年は蔵人&アチェートスタッフのみで稲刈りを行いました。

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《稲刈り〜脱穀》

2006年から始まった体験会。
過去15年、他力本願…いやっ、神風主義、人任せだった自分。 
この2年、まさかの事態に自力作善です。老体にムチ!久しぶりにガッツリと刈り取り、はざ掛け、脱穀を………… あ〜っしんど。

しかし!ここは農夫の端くれ、育苗から稲刈りまで一連の作業を知るだけに『米一粒、汗一粒』が改めて身にしみます。
もちろん落穂もしっかり拾わないと…ミレーの絵画を思い出しながら……は、初日の話。


写真を見る限り、秋晴れで超気持ち良さげですが…
二日目以降は、疲労の蓄積と暑さと腰痛で音をあげる事もしばしば。

体験会復活を心底願うのは私だけ?

あ〜っ、小言、泣き言、戯れ言を含め何とか終了。

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《調整〜選別》

今年は夏の長雨と、登熟期の天候不良で生育の遅れや実の入りが心配。
そのため、例年よりも少し稲刈りを遅らせたり、色選機の精度を高めて良否の選別に気を使いました。

作業前の目視では分かりにくいですが、色選機に通してみると青米や乳白米、ヤケ米、雑草の種まで結構でてきます… これぞ農薬無縁の証。
念のため2回通して袋詰めです。

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そして等級検査へ。
おっ、めっちゃキレイですね、もちろん一等米 。

丹精込めた? 丹後で精一杯つくった『お・こ・め』
カルトン皿ではありますが、美味しそうな新米 ! 自画自賛。

これが富士酢の原料に… もったいない…
いやっ、なんとも贅沢な ♪


       米作り担当 伊藤