クラフトビネガー部 部長の加古川です。
4月から始まった飯尾醸造の公式クラブ活動「クラフトビネガー部」は、
部員たちの試作からテイスティング、さらには田植えイベントでの
お客様へのお披露目と賑やかに楽しく始まりました。

そして今回、京丹後市と兵庫県城崎市にまたがる山陰地方で開催されているイベント
『ECHO あしたの畑 – 丹後・城崎 TOMORROW FIELD – Food and Art』の
企画のひとつとして、先日8月3日に飯尾醸造本社蔵でのワークショップを開催するという
機会をいただきました。

蔵見学とテイスティング、そしてクラフトビネガー作り体験のトータル90分のワークショップは、
飯尾醸造にとっても初めてのイベントです。

蔵見学は五代目当主の案内で田植え体験会の様子を映像で見ていただいた後、
ワークショップで使用するお酢をテイスティングしていただきました。 
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その後はなれに移動していよいよクラフトビネガー作りの開始です。
ここからの進行は五代目 飯尾に代わり、私 加古川が担当させていただきました。
初めてのワークショップ進行役です(緊張感MAX!でした)。

初めに飯尾醸造が提案するクラフトビネガーについての話をさせていただき、
そのあとでそれぞれが思い思いのクラフトビネガー作りに取りかかりました。
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今回は京丹後市で収穫された旬のフルーツ、桃とぶどうを用意しました。
お酢は富士酢プレミアム、玄米黒酢、紅芋酢の中から好きなお酢をセレクトします。
あとはスパイスとハーブを自由に組み合わせて氷砂糖とともに密封壜に詰めていきます。

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それぞれの組み合わせや分量などすべてがオリジナルですので、
ふたつとして同じものは存在しません。
お互いに相談しながら賑やかに作業は進んでいきます。

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出来あがったクラフトビネガーには、飯尾醸造オリジナルのタグをつけて完成です。
販売用の「富士酢の米」の袋を加工して作ったこのタグには、制作した年月日が印刷してあり
裏面には使用したフルーツやお酢の種類や分量などが書き込めるようになっています。
防水加工が施してあるクラフト紙を使用しているため、少しくらいなら濡れても安心です。
クラフト紙の素材が手作り感をアップさせてくれます。

1週間から10日くらい経てば飲み頃になりますので、中のフルーツやハーブ・スパイスを取り除き
液体だけで保存してください。半年から1年は美味しく飲んでいただけます。
よく冷えた炭酸水や牛乳、トニックウォーターや紅茶など、いろいろなもので割って
お楽しみください。
また一年をとおしていろいろなフルーツが出回っていますので、その季節の旬のフルーツで
一年中楽むことができるのもこのクラフトビネガーの良いところです。

今回のワークショップは何もかもが初めてのことでしたので、いろいろなケースを想定して
手探りで準備を進めてきました。私自身もお客様を前にしてプレゼンするというのが
初めての経験だったため、話す内容や声の大きさ、時間など様々なことをイメージしながらの
取り組みとなりました。
参加してくださった方からは、お帰りの際に「楽しかったです」というお声をいただき、
喜びと安堵感に満たされました。
まだまだ勉強中の身でありますので、これからさらに磨きをかけてより美味しさや楽しさを
伝えていきたいと思っています。

皆さまもクラフトビネガー作りにチャレンジしてみてはいかがですか・・・!


                               クラフトビネガー部部長 加古川🍑🍇