ここ宮津に移り住み5か月が過ぎました。
毎日新しい刺激と勝手な思い込みとのズレに囚われつつ、
あっという間に過ぎている、、、という感じでもなく、
ただ身を任せている、、、という風でもなく、
忙しいといえば忙しく、マイペースといえばマイペース、
とにかく日は刻刻と過ぎて行くものだと感じています。

そんな僕の毎日にいつも通り寄り添ってくれる、お気に入りの買い物処がございます。
地元感の漂ういかにもローカルなスーパーマーケット『じょうけ』。
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地元産の数々の品がぐるっとスーパー内を囲んでいます。
(カメラ不具合につき全部映っていません)
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中でもお魚は安くて美味しい。
お刺身はもちろん、自家製干物、お総菜も揃っています。
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いつも楽しくお話してくれる千賀さん。
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大病を患って大手術の末、乗り越えた彼。
「生きてる間にとことん楽しむと決めた!」といつもエンジン全開なのです。

快くバックヤードでお話してくれた宮崎社長。
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創業は1957年。
宮津の山奥、創業時のご自宅が”上の家”だったから”ジョウケ”と名付けた説が強いです。
当初は自転車にキャベツを積んで行商していたのが始まりです。
徐々にお客様もつき、宮津市内の公設市場内に間借りすることができました。
その後徐々に店舗を大きくして、現在の宮津市の惣地区に落ち着きました。

宮津の魚が美味しい理由。
宮津は早朝に漁船が帰ってきて、昼セリにかけられその日のうちに店頭に並びます。
これは全国でも京都北部だけ(舞鶴港と宮津港)だそうです。
(他港は一晩氷漬けで翌朝一にセリにかけられるそうです。)

しかし最近は漁獲量が減ってしまったこと、そして外国へ流れてしまっているそうです。
外国からの引き合いが強く、仲買人も商流を変えざるを得ない状況です。

宮崎社長は言います。
“こだわり”は通用していた。
今はニーズが多様化し、流通が変わった。
これまでと同様では、「美味しいものを皆に食べてもらうこと」が難しくなってきている。
うまく時代を捉えた代々農家からの後継ぎは、直売りルートを見出し、スーパー卸には向かない。
地域の高齢化に伴った和惣菜のバリエーションなど、今出来る工夫を自社で行っていくしかない。

だれかれ関係なく、自社ルートを駆使して美味しいものを提供し続けていく姿が『じょうけ』には残っています。
人々の感性が時代と共に変化している真っ只中、素朴で『美味しいもの』とお出会いする機会はまだここに残っています。

僕はここが好きです。
C'est une endroit tres sympa pour moi!

販売部 Haruki