濾過調合担当の坪倉です。

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久しぶりに製品化チームの3人で写真を撮りました。
現在、製品化チームではジョブローテーションを行なっています。

ジョブローテーションとは、1人が2つの部署の業務を出来るようになり、バックアップ体制を強化することを目的として始まりました。

つまり、濾過調合担当の坪倉・橋本、瓶詰めライン担当の市川、この3人が濾過調合と瓶詰めラインの2つの部署の業務を出来るようになるということです。

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瓶詰めライン担当の市川は濾過調合業務の習得を目指し、濾過調合担当の橋本の指導を受け、日々奮闘しております。

そして、私は瓶詰めラインの業務を市川から教わり、現在は瓶詰めラインを1人で担当しております。

ジョブローテーションはバックアップ体制の強化を目的として始まりましたが、いざ始まってみると、他にも色々とメリットがあることに気付かされます。

まず1つ目が、担当者以外の者の新しい目線で業務をみることで、「もっとこうした方がやりやすいんじゃない?」、「こうした方が安全じゃない?」といった発見が多々あり、そして新しいやり方を現場に落とし込むことで、現場が以前よりも良い環境に変わっていくということです。

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濾過調合室も、市川と橋本が協力して改善活動も進めてくれており、以前よりも働きやすい現場へと変わっています。
新しい者の目で業務を見るということは大切だなと改めて感じました。

そして2つ目は、お互いの業務内容を理解することで、踏み込んだ話し合いができるということです。
濾過調合と瓶詰めラインは前工程と後工程にあたります。
同じ建物内で、扉1枚で区切られた隣同士の部署です。
しかし、ジョブローテーションが始まる前は、自分が担当していない部署の業務内容について分からないない状態でした。
ですが、ジョブローテーションが始まったことで、お互いの業務内容を理解し、以前よりも踏み込みだ話し合いが出来るようになり、仕事の質を高め合うことができております。

担当部署以外の部署の業務をするというのは、体力的にも精神的にもなかなか負担はかかります。
しかし、誰かが休んでも他の誰かがその業務ができて、結果的に滞りなく業務がすすむ。
この流れが会社全体で実現できれば、強い組織になるのではないかと感じます。

濾過調合担当 坪倉