蔵人が始めて20周年という節目の年。
もともと里山の景観維持や棚田保全が目的で始めた米作りです。 
今や第2の我が家的な場所ではありますが、最初の1〜2年は慣れぬ環境に手探りの連続。そりゃ、ズブの素人の集まりですから仕方がありません。今まで経験したことのない非日常的な作業に新鮮さを感じる一方であたふた感満載の日々でした。
そんな中、体験会がスタートしたのが2006年。これまで数えきれない方々に足を運んでいただきました。富士酢を愛用していただいてるファンの方々、またその想いに共感してくださる方々が毎年遠方よりお集まりいただいております。
春の苗作りから実りの秋まで、この体験会の実施が蔵人のモチベーションになっております。

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《稲刈り体験会2023の様子》

そして記念すべき今年も約40名の方々が棚田へ集結。
鎌で手刈りし、ワラで結束、稲木に掛ける、いつもの3点セットです。

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《泥田の稲刈りはバケツリレー形式》

前日にまとまった雨降りの影響で、ぬかるんだ箇所に足を取られることもしばしば… しかし、これも自然がくれたサプライズ演出!ということで。
今やトラクターや田植機、コンバインなどの便利な農機で米を作るため、農夫でさえ直接足を踏み込むことが少なくなってるのが現実です… そういった意味では、これもまた貴重な体験なのでした。

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《いつもの自給自足のお弁当》

お昼はこの地で採れた山菜や野菜で作られた定番弁当です。
今回は参加者の皆さんと収穫の喜びを味わいたく、事前に刈り取った新米でおにぎりを詰めてもらいました🍙
そして蔵で調合をする際にとるダシを使った味噌汁付き。味噌も地元の世屋みそを使用しこれまた大好評でした🥘

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《稲木掛け》

刈り取った稲は稲木に掛け、ゆっくりと天日干しに☀️

稲刈りは鎌の使用、マムシ、稲木の登り降りなど危険を伴う事が多く毎年ヒヤヒヤものですが、今年も皆さまのご協力により事故なくケガなく、楽しく?終える事が出来ました!

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《懇親会はアチェート》

さすが9月の下旬ともなると夜は涼しく心地よい打ち上げが出来ました!

参加くださった皆さま今年も本当にありがとうございました🌾
来年以降も引き続き田植え&稲刈り体験会を実施する予定ですので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。


             米作り担当 伊藤