先日三原がブログで書いておりました通り酒蔵は紅芋醪の仕込み真っ最中です。
酒蔵には土日も関係ありません。
三原も新人の三崎の指導をきっちりとしてくれており、やはり後輩ができるのは三原にとっても良い刺激になっているようです。

今年から醪1本あたりの仕込み量を変えたので、いつもなら本社から4〜5名のパートさんに芋のヘタ切りを
お願いしていたのですが、酒蔵のメンバーだけで処理できるようになりました。

年末のこの時期は出荷も多くなり瓶詰のスケジュールも大変なので、なるべく酒蔵のメンバーだけで仕事を回せるようにと工夫しました。

そのぶん1人当たりの芋のヘタを切る量が増えたので地味にしんどいです。
芋1本当たり200gと考えると今年の仕込み量は10tなので、5人で処理するとして計算すると1人10,000本を切ることになりますのでなかなか気が遠くなる作業です。
紅芋01
<11月11日の風景>紅芋03
<11月14日の風景>紅芋02
<11月17日の風景 人が芋の山に埋もれているようにも見える>紅芋04
<11月20日の風景>紅芋05
<11月23日の風景>紅芋07
<11月26日の風景>
まだまだ12月中旬までヘタ切りは続きます。
そして昨年も私がブログに書いておりましたが原料確保が相変わらず大変で、今年は山添が仕入れを担当してくれ必要量入ってはきましたが、本来の契約サイズではやはり確保が難しくかなり小さめのサイズも入荷せざるを得ない状況であり、その分加工の手間が増えております。

また大量に芋が入ってくるのですが寒い時期ということもあり蔵に置いておくだけでは芋が腐ってしまうので、とりあえず入るだけ出麹室に移動しました。
紅芋08
紅芋09

加工のたびに部屋から出さなければならないので仕事量が増えて結構大変なのですが、みんな文句を言わずに黙々と作業をこなしてくれています。

本当にいつもありがたいなと思いつつ仕事をしております。

お客様に高品質の紅芋酢をお届けできるように蔵人一丸となって仕込みに取組んでおります。


酒造り担当 藤本