お世話になっております。
蔵人の三原です。
お酒の仕込みも順調に進んでおります。
作業的にはぼちぼちフル回転してくるところです。
まだまだ始まったばかり、先は長いので気を抜かず行きたいところです。
さて、私も入社3年目。
お陰様で任せてもらえる仕事も増えてきています。
最近がっつりやっているのがこれ。
何の作業か分かって頂けるでしょうか?
ヒントというか答えは記事タイトルに。
酒造りで最重要なのは麹。
その麹のもととなる”もやし”を蒸米に振りかけているところです。
もやしといえば家計の味方、あの値段でもやし農家の方はどうやって儲けているんだと思いますが、そのもやしじゃないですねつまんないこと言ってすみません。
“もやし”というのはこの方です。
なんやこれと思われるでしょうか。
こちらは”もやし”こと種麹。成長しきって胞子もりもりの麹菌です。
これを蒸米に振りかけることで麹を造るのです。
まさにお酒に必要不可欠な”もやし”ですね。
写真は機械でお米をほどよい温度にしつつ、麹菌をつけているところです。
当蔵ではこういうやり方ですが、麹室(麹菌の居心地良い温度、湿度に保たれている部屋)で、さっと振りかけたり、蔵によって、造りたい麹によってやり方は少し変わります。
ところで何故”もやし”と呼ばれるかと言うと、菌糸が伸びる様子を植物が芽吹く『萌える』ことに例えたもの、という説が有力だそうです。
菌糸の形がもやしに似てるから、という話も聞いたことがあります。
酒蔵の人がもやしの話をしてても、野菜なのか種麹なのか一瞬考える自分がいます。
後輩が自炊していて、もやしをめっちゃ使うと言っていたのですが、種麹たべてたら面白ーなー、と思っています。
もやしという野菜はどう料理しても美味しいので、日本酒にもきっと合うはずです。
皆さんももやしを召される時は、種麹ともやし農家さんに想いを馳せてみてください。
もやし農家さんありがとう。
蔵人 三原
蔵人の三原です。
お酒の仕込みも順調に進んでおります。
作業的にはぼちぼちフル回転してくるところです。
まだまだ始まったばかり、先は長いので気を抜かず行きたいところです。
さて、私も入社3年目。
お陰様で任せてもらえる仕事も増えてきています。
最近がっつりやっているのがこれ。
何の作業か分かって頂けるでしょうか?
ヒントというか答えは記事タイトルに。
酒造りで最重要なのは麹。
その麹のもととなる”もやし”を蒸米に振りかけているところです。
もやしといえば家計の味方、あの値段でもやし農家の方はどうやって儲けているんだと思いますが、そのもやしじゃないですねつまんないこと言ってすみません。
“もやし”というのはこの方です。
なんやこれと思われるでしょうか。
こちらは”もやし”こと種麹。成長しきって胞子もりもりの麹菌です。
これを蒸米に振りかけることで麹を造るのです。
まさにお酒に必要不可欠な”もやし”ですね。
写真は機械でお米をほどよい温度にしつつ、麹菌をつけているところです。
当蔵ではこういうやり方ですが、麹室(麹菌の居心地良い温度、湿度に保たれている部屋)で、さっと振りかけたり、蔵によって、造りたい麹によってやり方は少し変わります。
ところで何故”もやし”と呼ばれるかと言うと、菌糸が伸びる様子を植物が芽吹く『萌える』ことに例えたもの、という説が有力だそうです。
菌糸の形がもやしに似てるから、という話も聞いたことがあります。
酒蔵の人がもやしの話をしてても、野菜なのか種麹なのか一瞬考える自分がいます。
後輩が自炊していて、もやしをめっちゃ使うと言っていたのですが、種麹たべてたら面白ーなー、と思っています。
もやしという野菜はどう料理しても美味しいので、日本酒にもきっと合うはずです。
皆さんももやしを召される時は、種麹ともやし農家さんに想いを馳せてみてください。
もやし農家さんありがとう。
蔵人 三原
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