濾過調合担当の坪倉です。
早いもので、今年度も残り少しとなりました。
2023年度を振り返ってみると私が所属する製品化チームにおいても色々な出来事がありました。
今回のブログでは個人的に印象的だった2つ事柄を紹介させていただきたいと思います。

まず1つ目は、ジョブローテーションです。
ジョブローテーションは今年度も順調に進み、昨年度よりもマルチタスクが強化され、またバッグアップ体制も強化されました。

具体的には、まず充填ライン担当の市川が、濾過調合担当の橋本指導のもと、濾過調合業務を習得しました。

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この習得期間中に、橋本と市川は協力して濾過調合業務の改善も行なってくれました。
そのおかけで、濾過調合室の衛生面も向上し、濾過調合業務の安全な仕事の進め方も実現しました。

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そして、私も充填ライン担当の市川指導のもと、無事に充填ライン業務を習得することができました。

そしてジョブローテーションは次のステージへ。
濾過調合担当の橋本が充填ライン業務習得に向けて動き出しました。
市川指導のもと、まずはライン業務を習得することから始まりました。

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橋本は順調にライン業務の習得を終え、いよいよ充填業務習得に向けて動き出し時に、ジョブローテーションのスケジュールが変更となり、橋本の充填ライン業務習得は一旦中断。私が出荷業務を習得することを優先して進めることになりました。
橋本の充填ライン業務習得は、また時期をみて再開します。

ジョブローテーションをやってよかったこと。それは、お互いの部署の業務内容が理解できたことです。
濾過調合と充填ラインは前工程、後工程になります。
お互いの部署の業務内容が理解できたことはすごく大きな収穫になりました。
また、担当者以外の目でその部署の業務を見るとで担当者が気付かなった点の改善も進み、より良い環境になり、より安全な仕事の進め方も実現しました。
また以前よりも常にどうやったら前工程が仕事がやりやすいか、後工程がやりやすいかを意識して仕事ができるようにもなったと思います。

2つ目の出来事としては、自動で酸度を測定してくれる機械が導入されたことです。

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今までは、測定にはビュレットを用いて手動で測定を行なっていました。
手動の測定は、基本的に人の目を駆使して測定を行います。
手動測定のデメリットとしては、人の目で測定を行うということで、お酢の種類によっては測定値に個人差が生じてしまう恐れがあるということです。
しかし、自動で測定できる機械が導入されたことで、人の目で見ることはなくなり、自動で機械が測定してくれるようになりました。

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測定値に個人差がほとんどなくなり、精度の高い測定が実現しました。
酸度の測定方法が「手動」から「自動」に変わったということも、製品化チームにとって大きな出来事でした。

2023年度も残り少しとなりましたが、製品化チームは2024年度も力を合わせて頑張っていきます。

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最後は、今年度撮った製品化チーム3人のベストショットで締めたいと思います。

濾過調合担当 坪倉