先週末の土日は2024田植え体験会が開催されました。
2日間でスタッフ含めて、延べ100名以上の方が参加くださいました。
初日は晴天で暑い一日、翌日は曇り空で風や小雨もありと、気温のアップダウンに大変でしたが、参加くださった皆さまの超頑張りで全ての面積を植えることが出来ました!

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《田植えの様子》
 
昨年は蔵人が米作りを始めて20年という節目の年でした。
いつ、この棚田が出来たかは定かではありませんが、ずっと圃場整備もされることなく昔の地形のままとのこと。
猫の額ほどのものもあれば、台形型や杓文字型など形は様々。
大きな機械は進入不可、獣害対策は当たり前。今や、作業性や生産性を考えれば耕作放棄地になるのはやむを得ません。

そんな不便な棚田でも長年やってると愛着が湧いてくるものです。
棚田保全、景観維持のために行う米作り… 今年もその想いに共感しご支援いただき、無事に田植えを迎えることが出来ました!
回を重ねるごとにベテランさんが増え、予定より作業スピードも早くなるという嬉しい誤算!もはや体験会の域を超えております。

何より事故や大きなケガもなく、楽しく?無事に終えることができましたこと、スタッフ一同心より感謝申し上げます。

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いつも静かなで小さな棚田も、この日ばかりは人口密度が半端ない!
山々に潜む獣達も、この春と秋のお祭り騒ぎにはビックリでしょうね。

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《自給自足のお弁当》

お昼は地元の食材を使った定番のお弁当。昨秋に収穫したお米、棚田周辺に芽吹いた山菜を食す。ひと汗かいた後は味も格別なはず。

『食ったら働け!』その後もしっかり植えていただきました。


約4ヶ月後の実りの秋まで、畦畔の草刈りや夏場の除草、獣害対策など… しっかりと管理を行い、また収穫の喜びを分かち合えることを願っております。

参加くださった皆さま ♪ 本当に!本当!!にありがとうございました。


          米作り担当 伊藤