どんなことも何か目的意識を持って頑張りたい私ですが、時には我武者羅にやらなくてはならない事もあるのかなと、最近、仕事外のコミュニティで自問自答している市川です。笑


ただ、仕事においては、やはり目的意識は大切です!


何のための仕事や行動なのか、ゴールやその先の事を考えて動けば、今しなければいけない事や優先順位が自ずと分かるからです。


私の担当する瓶詰ラインは、さまざまな機械とパートさん4人+私で瓶詰が完結します。

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その中で、機械トラブルは、どんなに気をつけていても、0にはなかなかなりません。

それは機械が正直なので、数ミリの誤差で止まったり、トラブルを起こすからです。


例えば、瓶の形は少しずつ個体差があり、最大容量が違ったり、少し歪みがあるなど、ほんの数ミリの違いで異音がしたり、止まったり、何らかの異変を教えてくれます。

もし、トラブルを放置してしまうと、不良品が出てしまうので、すぐに対応しなくてはいけません。


原因を特定し復旧するのは人間の仕事ですので、原因を特定しない限り何度もトラブルは続きます。


特定するためには、発生したタイミングや止まっている状況などから判断し、早急に対応しないといけません。


ただ、トラブルが起こった状況でも、作業を完全にストップさせてしまうと、業務時間内に終われないこともあるので、トラブル対応と瓶詰作業を同時に行います。


そうなると私だけでは、対応しきれないので、パートさんも即座に状況を判断し、早急にトラブル復旧に動いてくれます。


そういったトラブル復旧一つをとっても、全体の動きや状況を見て、今何をしなければいけないのかは、目的意識なしでは務まりませし、1日の作業内容をこなすこともできません。

どんなに私が頑張っても、一人では瓶詰ラインを完結させることはできませんし、パートさんがいてくれるから、スムーズに瓶詰ができています。


たまに厳しいことも言ってしまいますが、本当に感謝しかありません。




ただ、何より私たちが意識しなければいけない事は、私たちの仕事の先にお客様がいるという事。


そのためお客様に不良品を届けてしまわぬように気をつけなければいけません。


「私たちが作っているモノは、お客様のお口に入るモノ」

この意識を米作りから販売スタッフも含め飯尾醸造の全スタッフが失わず、お客様に、これからも安心と喜びをお届けできるよう勤めていきたいと思います。


瓶詰ライン担当 市川