酒造りも5月下旬に終わり、たまりにたまった代休を消化しております。
松尾大社へお礼参りに行ったり、富士酢を使ってくださっている飲食店へ食事しに行ったり、映画を観に行ったり休暇を満喫中です。

休暇01
<松尾大社 右で咲いている花はブラシノキほんとにブラシみたいです>休暇02
<京都仏光寺内にあるd食堂>
休暇03
<伊根の食材をふんだんに使った 京都 伊根定食>

さて蔵人の三原がブログにも書いておりましたが1ヶ月半ほど広島へ酒造講習を受講しに行っておりましたので、先日顔を見に行ってきました。

一緒に酒を飲みながらいろんな話をしてきました。
もりもりと知識を蓄え成長していく三原。たくましいです。
休暇04
<富士酢を使ってくださっているあさ菜ゆう菜 店主と記念撮影>

休暇05
休暇06
<SNS等NGとの事で蔵の写真のみ>

そこから足を延ばし香川県の丸尾本店へ蔵見学に行ってきました。
お忙しい中大変丁寧に対応してくださいました。
ありがとうございます。

こちらは生熟成酒で有名な銘柄「悦凱陣」を醸造されているお蔵です。
燗さましで飲むととても美味しいんです。
造りのヒントを探しに行ってきましたが、どこのお蔵もやはり悩んでいる事は同じような感じでした。

蔵見学の後、丸尾社長が「うどん食べた?」と聞いてこられたので、「じつは、まだ食べてないんですよ。おすすめのお店とかってあります?」と言ったら、じゃあ今から行こうって社長が案内してくださることに。

突然の展開にびっくりしましたが甘えさせていただきました。
休暇07
<谷川米穀店>
山奥のすごい場所にあるのですが、次々とお客さんが絶えません。
元々はおそらく米穀店だったのでしょう。今は完全にうどん屋さんでした。
年配の方が切り盛りされてました。
青唐辛子の薬味と酢と醤油を好みで入れて食べるのが特徴です。
ピリッとした青唐辛子のアクセントと酢のさっぱり感が箸をすすめます。

休暇08
休暇09
<やまうちうどん>
こちらも場所は中々凄いところにありました。
こちらも人気店でお客さんが絶えません。
やはり年配の方が切り盛りされてました。
いりこ出汁の素朴な風味とくにゅくにゅした麺の食感が良かったです。
香川名物のえび天もふわふわで美味しかった。
香川のうどんはもっとゴリゴリした食感をイメージしていたのですが、硬すぎず絶妙な歯ごたえでした。

最後にディープな香川体験をさせていただきました。




おまけ

高知県で幻のお茶と言われている碁石茶という発酵茶を購入しました。
旅行へ行くと自分へのお土産で割とお茶を買います。
お茶はとても地域色が出るので好きです。
カビ付けしたり乳酸発酵させたりとても手間がかかる製法のようです。
香りはどこか柴漬けの様な、味わいはやはり乳酸発酵由来の酸味がある独特の味です。
ネットで碁石茶の事を調べるとなかなか面白いですよ。
休暇10
休暇11
旅行中ずっと天気が悪かったので、天気の良い時期にまた四国へ行きたいと思います。


酒造り担当 藤本