田植え体験会から1ヶ月半が経ちました。

今年は梅雨入りが遅かったこともあり、病害虫の蔓延も少なく順調に育っております。
分けつ…根元から新しく出てくる茎の数も増え良い稲姿です。

田植え時と比較してご覧ください。

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どうですか!立派!立派!

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《抑草効果》

紙マルチを使った手植えは大変な労力ですが、未使用の箇所と比べると抑草効果は目に見えてわかります。
また空梅雨や晴天続きなどの水不足時には保水効果もあり、管理する農夫にとっては有り難い資材なのです。

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《紙マルチの重ね目》

ただ、この時期になると分解が進み、重ね目から雑草がしっかり顔を出し始めてます……今月末か8月頭には出穂するかと思うので、それまでには除草作業を終わらせたいところです。
 
今年の夏も暑くなりそうなので、田んぼ同様に自身の水管理もしっかりと!!です。

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《圃場巡回》

また、田植えがひと段落したら水管理や草刈り作業等の合間にパトロールを行います。
それは契約農家さんとこの圃場巡回……稲の健康診断ってとこです。
GW中、5月末、6月上旬と各農家植え付け時期がバラバラのため、中干しや追肥のタイミングも変わってきます……草丈や茎数、稲の顔色を見ながらの判断。
慣行栽培の化学肥料と違い、有機肥料は分解に時間がかかるため、スタミナ切れになる前に早めの施肥が必要です。

しかしここ数年、肥料代や燃料費などが高騰しており…… どうコストを抑えるか?が悩みの種。
飯尾醸造も農家さんの苦労には出来る限りお答えしたいと考えており、反収別でコスト計算をし買取価格を見直してます。

先日、ある農家の奥様からこんな話しが。
『価格が上がった?飯尾さんありがたいね〜!』
『よし!夫よ、もっともっとガンバレ〜!』とのこと。

やはり昔も今も『夫』の逆さは『¥』…… なのですね(笑)


             米作り担当 伊藤