今年の8月ぐらいから全国的に騒がれてた米不足報道。
理由は、猛暑による品質低下や、南海トラフ地震への備えによる買い占め、インバウンド消費の増加などと言われてますが……
でもでも…… 米って毎年余り過ぎてるんじゃないの?
いやいや…… 実は2018年の減反政策廃止はフェイクで、その後も需要と供給のバランスをとるために生産調整してたのが根本的な理由らしい……知らんかった。

スーパーなどの売り場から米が消えた…早よ備蓄米出せ!って。
とはいえ…そろそろ新米が出回る時期に国から米が放出されると値崩れが起き農家さん大変です。

もう…端境期にそんなこんなの騒動をテレビやネットが煽るから誰もが敏感になる…結果、今年の米…高い!


きっと来月の農談会はこのネタで持ちきりだろうなぁ…。

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《新たな品種🌈✨》

さてさて、今年もお陰様で無事に終わりました!

残念ながら天候不良のため稲刈り体験会は中止となりましたが、大きな事故やケガもなく終えれたことに安堵しております。

今年はいつもの栽培以外に、米不足要因の一つにもなっている高温耐性の品種も試験栽培しました。
メジャー品種のコシヒカリは『こけひかり』と言われるほど収穫前は倒伏が多い稲ですが、試験品種は茎が太く短く収穫まで倒れずと生産者にとっては栽培しやすい稲です。
これから草丈や穂長穂数の数値化や、肝心の原料米として適用可能か酒づくりで試す予定です。

結果が楽しみじゃ!


              米作り担当 伊藤