「大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天橋立」
この和歌は小式部内侍が歌ったもので、
丹後の方はよく聞き慣れた百人一首60番の和歌です。
京の都に住む歌人 小式部内侍は
歌合せに選ばれた時、丹後に住む歌人 和泉式部に代作を頼んではいかが
とからかわれました。
それに対して返した歌と言われています。
「母のいる丹後への道は遠いから天の橋立も行ったこともないし、母からの手紙も見ていない」

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奥に見えるのが大江山

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丹後ちりめんでつくられたハガキ(天の橋立の四季)

百人一首に詳しい訳ではありませんが
なぜこの和歌だけよく覚えているのか。
もちろん丹後に生まれ育ったものとしてではありますが、
就職で丹後を離れ今の都、東京に出ました。
その時に恩師から「この和歌を忘れないで頑張ってこい!」と言われました。
当時は百人一首にも詠まれるほど素晴らしい地の出身で誇りに思えと!
送ってもらったものと思っていました。
和歌の意味を理解してからは私なりの解釈ですが、
遠い東京で一人、勝手わからない世界に飛び込んだ私へ
恩師からのエールととらえました。
「私にも出来る!」
今は縁あって飯尾醸造にお世話になり、
大江山の麓の自宅から天の橋立を横目に毎日会社へ向かう途中
ふっと!この和歌が頭をよぎるのです。


そしていい所(癒されて)がもうひとつ。

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大江山の麓の自宅から加悦谷平野が一望出来ます。
何気ない風景。
どこにでもあるような風景ではありますが

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条件が良ければもっと美しく神秘的です。


春先
秋から冬にかけての寒暖差のある朝には自宅を出ると
加悦谷平野が真っ白!
雲海です。
観光でわざわざ高い山に登らなくても玄関出るとそこに雲海が広がっています。
なんて贅沢。
冷え込んた朝にはよくある事なので普通に生活していますが、
これも都会に育った方にはたまらない風景かと。

毎日、山と海に癒されています。

ようやく秋らしくなり、大江山も少し紅葉が始まりました。
紅葉には寒暖差が必要なのですが、私にはちょっとだけ厳しい。
皆様も寒暖差にお身体崩されませんように、お過ごしくださいませ。

販売部 小谷