酢を造るといふ仕事|富士酢醸造元 飯尾醸造 イメージ画像

おいしいもの情報

趣味は?と聞かれると、「美味しいものを食べること」と答えるぐらい、食べることが好き。そのためにいろんなところに出かけて、その土地のモノを食べます。その意味において、旅行も趣味といえば趣味ですが、食べるための手段なのかもしれません。 世界中のいろんなものを
『お気に入り食材図鑑vol.21 ルボワのグラノーラ』の画像

プルーンというとドライフルーツか瓶に入ったミキプルーンしか味わったことがありませんでした。ミキプルーンすら、大学1年のときに酔いつぶれてウチのアパートに泊まった同級生から「迷惑掛けてごめん、お詫びにお母さんが持って行けって」ともらったのが唯一の食体験。 っ
『お気に入り食材図鑑vol.20 穂のぼの農園の完熟プルーン』の画像

数年前、私が「関西スパイス番長」だった事実、ほとんどの方はご存じないと思います。 東京カリー番長であり、東京スパイス番長のひとりでもある水野さんに、「京都に行くから一緒に飲まない?」と誘ってもらった夜のこと。彼の関西カレーつながりの面々と深夜まで飲みなが
『お気に入り食材図鑑vol.19 この夏、親子で作ってほしいカレーNo.1、「カレーブック 女川カレー」は心で味わう』の画像

「いもくりなんきん」とは、女性が好むものの例えとして使われています。 私は男ということもあってか、それほど「いもくりなんきん」には興味をもっていませんでした。 しかし、こちらでも紹介しましたように、村上農場のジャガイモの美味さにびっくりしたのです。 でも、
『自分が芋だということを忘れた芋がいるという事実を確かめたい方へ』の画像

こんだけ暑いと呑みたくなります。 ビールならこちらで紹介しました、よなよなリアルエール缶。このシルキーな泡とホップの香り、上面発酵によるコクと香り。毎日飲める値段ではありませんが、My Best BEER。缶ビールなのに2週間しか賞味期限がない、ってとこもお気に入り。
『お気に入り食材図鑑vol.18 2,000円以下の国産スパークリングワイン』の画像

以前、こちらのブログで紹介しましたクリスティアーノのエキストラヴァージンオイル。はじめてこれ食べたとき、びっくりしました。今ではオリーブオイルといったら高尾農園かクリスティアーノの。高尾さんのオイルはすぐに売り切れるし。 クリスティアーノはプロのオリーブ
『お気に入り食材図鑑vol.17 クリスティアーノのオリーブオイル。飯尾醸造のお客様だけに特別価格にて限定販売します』の画像

お酢と対局にある調味料といえば、みりん。 というのも、近年、お酢は調味料から飲料用へと用途が変わったように、みりんも大きく用途変換した調味料なのです。みりんは戦国時代から江戸時代まで、女酒などと呼ばれ、下戸の人に親しまれてきました。その後、江戸時代後期か
『お気に入り食材図鑑vol.16 白扇酒造の「福来純 三年熟成本みりん」』の画像

無類の麺好き、特にうどんが。 宮津には、こんぴらうどんという名店があり、いつもお世話になっています。麺も出汁も天ぷらも、ホンマに美味くて美味くて。昼の4時間しか営業していないのですが、その裏側でご主人が素材に向き合い、技術の研鑽と試行錯誤の毎日を送っておら
『お気に入り食材図鑑vol.14 あみめん工房の五島うどん「味美麺 半生」』の画像

宮津のお土産といえば、まずは竹中缶詰のオイルサーディン。天橋立の松並木の写真をパッケージに使った缶詰は、東京でもデパートや高級スーパーの定番品として、たくさんの方に愛されています。 また、天橋立名物といえば、知恵の餅。 「三人寄れば文殊の智恵」で有名な文殊
『日保ちする宮津のオリジナル土産、ついに誕生。また誇れるものが増えました』の画像

2月3日の節分は日曜日。2013年の恵方は南南東だそうです。 ≪恵方巻き≫ 近年はコンビニや大手スーパーのプロモーションの成果か、全国的に恵方巻きを食べる習慣が根付いてきたようです。その原材料など疑問に思うところはありますが、七草粥しかり、暦を大事にする意味
『お気に入り食材図鑑vol.13 成清海苔店の秋芽一番摘み海苔』の画像

昨日から6階の京都展に出店していますが、うれしい偶然が!と、五代目から聞きました。 地下1階の「フードコレクション」コーナーに滋賀県の「朽木旭屋」さんが出店されています。 こちらの鯖寿司、本当においしいんです。素材の全てが選りすぐり。 シャリには、富士酢プレ
『新宿伊勢丹にお越しの際は、地下1階にもお立ち寄りを。朽木旭屋さんの鯖寿司、おすすめです!!』の画像

こないだの東京出張の際、やっと行くことができました。 7年前、就農塾という農業関係のセミナーで知り合ったエリさんは、うちの田植えや稲刈りには5、6回来てくれているほどのベテラン。ヨガの先生をしていたこともあり、マクロビオティックやオーガニックといった素材重視
『友人が世田谷に開いたカフェ boji、贔屓目なしでもおススメします』の画像

今月のお気に入り食材は前々から決めていました、これにしようと。 こんな年賀状もらったら、新年早々気分上々。 高島屋の味百選ではおなじみ、日本一の七味といえば、やまつ辻田。 ≪店主の辻田さん≫ 頑固な優しさにあふれる店主、辻田さんが身長194cmの巨体を揺らし
『お気に入り食材図鑑vol.12 やまつ辻田のゆず七味年賀状』の画像

オリーブオイルって、オリーブのジュースやったんか。 今年の3月、小豆島で高尾さんのエキストラヴァージンオイルを舐めたとき、これまで食べていたオリーブオイルとの違いに驚きました。 ≪圧搾の様子≫ 高尾さんは普段、ひとりでオリーブの木を育てています。 小豆島
『お気に入り食材図鑑vol.11 高尾農園のオリーブオイル』の画像

10回目は醤油をご紹介します。 醤油は用途によって使い分けると、家庭での食事がより美味しくなります。その大前提として、醤油は劣化が速いので、必ず冷蔵保存してください。 醤油差しに入れて食卓テーブルに置いておくと、どんどん美味しくなくなります。できれば醤
『お気に入り食材図鑑vol.10 我が家で使っている醤油3種』の画像

普段、インスタント食品はほとんど食べる機会がありません。カップラーメンの類もこの10年で1回か2回食べたくらい。 宮津には新鮮な魚や祖母のつくる野菜、「富士酢の米」があること、都会の人からするとすごく恵まれた環境なのかもしれません。 とはいえ、「今日は疲れた
『お気に入り食材図鑑vol.9 千葉産直サービスの無添加とろ缶詰シリーズ』の画像

いろいろ考えました。 この時期なら麺類にしようか、醤油とか味醂とか基礎調味料にするか、とか。麺なら、長崎は五島列島の五島うどん。椿油でのばした喉ごしのいいうどん、最高。というように。 でも、この時期はやっぱり万願寺とうがらし。ぜひお取り寄せください。
『お気に入り食材図鑑vol.8 祖母の万願寺とうがらし』の画像

夏が来た。夏といえばビール。 もし平安時代にビールがあったとしたら、清少納言も枕草子でこのように唄ったはずである。 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際・・・ 夏はビール。グビグビと消えゆく泡際・・・ なんて。 ここで味覚の話を少し。一般的に甘味、塩味、
『お気に入り食材図鑑vol.7 よなよなリアルエール缶』の画像

6月1日に発売した雑誌 婦人画報。 「懐石と会席」と銘打った企画、これがまた面白い。当然のことながら、普段は婦人雑誌を読まない私にとっても、この本は買って正解でした。 さて、その企画のひとつ、「懐石を味わう」では、全国から5軒の名料亭が紹介されていま
『田舎だろうが、すごい店は評価される時代が来た。丹後の誉れ、縄屋』の画像

暑くなってきました。田んぼの草刈りも、こまめに水分補給と休憩をすることが大切です。 最近は炭酸水が身体にいいと注目されています。炭酸が胃腸のぜん動を活発にしてくれることで、便秘改善にも役立つとか。そのため、特に女性は朝、炭酸水を飲んでから活動することを
『お気に入り食材図鑑vol.6 国産の炭酸水製造キット』の画像

木村秋則さんのりんごが「奇跡のりんご」ならば、これは「奇跡の牛乳」です。 7、8年ほど前に、「牛乳不要論」が唱えられました。その結果、消費量と共に、酪農家も減少しています。牛乳不要の根拠のひとつに、「高温で殺菌している」ことが挙げられていました。 では
『お気に入り食材図鑑vol.5 想いやりファームの生乳』の画像

宮津は海の街です。蔵の敷地から10歩で海、というとどのくらい近いか、わかっていただけると思います。 そんな海辺で育った私たちは、魚の保存食を食べることはほとんどありません。朝、港に揚がったコリッコリの鯵を刺身。半透明のイカをさっと炊いて。太刀魚を三枚に下
『お気に入り食材図鑑vol.4 カネマスの一刻干し』の画像

今年1月から始めたこの企画、ありがたいことにちょこちょこ反響をいただいております。まっとうな生産者の皆さんをご紹介して、うちのお客様に喜んでいただけるなんて、私自身が小躍りしたくなる心境です。 さて、そんなわけで第三弾。今回は、大木代吉本店。去年の大震災
『お気に入り食材図鑑vol.3 大木代吉本店の糖類無添加 柚子酒』の画像

春はあけぼの、ではありませんが、食から季節を感じられる喜びがあります。 宮津ですと、海の幸、山の幸の両方が楽しめます。春は山菜、いさざ(白魚:しろうおと呼びます。しらうおとは別もの)。初夏にはトリガイ、鯵。夏になると岩牡蠣。ってな具合に、年中、美味しい
『桃の節句限定?のお寿司です』の画像

今や、豚まんといえばコンビニで買うもの。というイメージが強いかもしれません。 しかし、岩手にあるアーク牧場のそれとの違いは誰もがひと口で感じられる、それほどわかりやすい美味しさなのです。 ≪アーク牧場の豚まん≫ ふかしたて。どうです、むっちゃく
『お気に入り食材図鑑vol.2 アーク牧場の豚まん』の画像

去年の8月、自転車で買い物に行った帰り、交通事故に遭って3か月以上も入院していた88歳の祖母、愛子。 4年ほど前から祖母と私は万願寺唐辛子を育て、通販で購入いただいたお客様にプレゼントしてきました。ひと夏、3か月で約300kgほど収穫したこともあり。7月から10月ま
『お陰様で祖母、愛子は元気になりました。その快気祝いに縄屋でランチ』の画像

これまでから、友人やお客様に   「どこの醤油がいいの?」   「美味しい味醂を教えてください」 など、お酢以外のことを聞かれることがちょくちょくありました。その際、いくつかの生産者をお伝えするのですが、同時に、高品質(安心できて美味しい)な加工食
『お気に入り食材図鑑vol.1 村上農場のジャガイモ』の画像

関西を中心に食べられてきた恵方巻。 近年は流通業(スーパーやデパート、コンビニなど)の販売促進策によって、全国的に認知度が高まってきたようです。今年の方角は北北西(壬:みずのえ)。 ≪今年の恵方≫ ちなみに、上記の地図は飯尾醸造のお酢蔵です。敷
『今年は壬(みずのえ)。縁起をかつぐなら美味い恵方巻で』の画像

先日、京丹後市にある縄屋で、日本酒を楽しむ会に参加しました。日本酒を楽しむ会といっても、身内の集まりのようなもの。7名がめいめい、酒を持ち込んで、料理と一緒に楽しみながら酔っぱらうというもの。 この日は、伊根にある向井酒造の杜氏、長慶寺さんと、京丹後にあ
『縄屋で、日本酒を楽しむ会』の画像

宮津の隣にある京丹後市の住宅街にひっそりと佇む縄屋。はっきりいって、私は虜になりました。まだ30代後半の店主、吉岡さんの創る店の大ファンです。  「こんな辺鄙なところにあって、やっていけんの?」 と心配されるお客様も多いとか。 そんな縄屋が10月から月
『縄屋がついに鮨を始める。その最終試食会の様子』の画像

台風12号が去った後はまた暑さが戻ってきました。朝晩は涼しくなってはきましたが、昼間はまだまだ暑い日が続きます。 そんな暑さを乗り切るための美味いもんをご紹介します。 ≪鰻とキュウリの酢のもの≫ 大好物です。 しかも、作り方はむちゃくちゃ簡単。
『残暑を乗り切るための大好物、鰻とキュウリの酢のもの』の画像

今、私が丹後において断トツで好きなお店、縄屋さん。吉岡さんのつくる料理はもちろん、上品でセンスのいい空間や器など、こんな田舎にあるとは思えない贅沢な時間がそこにはあります。 さて、そんな縄屋の新たな試みとして、「月1回程度、鮨を握る日をつくろうと思ってい
『丹後が誇る縄屋で、鮨の試食会に参加してきました』の画像

6月に田植えを終えてから1ヶ月以上が経ちますが、やっと、社員の慰労を兼ねた食事会ができました。今回は、蔵から車で40分ほどの東舞鶴にある東来さんへ。 このお店は一見、普通の中華料理屋さんというか定食屋さんのようですが、びっくりするほど美味い料理と純米酒が出
『田植えのお疲れ様会は東舞鶴の絶品中華 東来で』の画像

出張の多い私ですが、駅でお弁当を買うことはほとんどありません。なぜなら、駅弁やコンビニなどのお弁当には、保存料や化学調味料がたっぷりだから。例えば、pH調整剤と表示されていても保存の目的で使われています。 さて、そんなお弁当やお持ち帰り用の食材が多い中、
『東京駅で買えるお弁当ができました ブラウンライスデリ』の画像

先月に引き続き、縄屋に行ってきました。宮津からは車で45分もかかるのですが(東京からは5時間半ほどもかかるのですが)、訪れる価値あり! 店主の吉岡さん、大阪の三ツ星フレンチへの食べ歩きで新たな刺激を得て、私の前に立ちふさがりました。というわけで、いただいた料
『丹後に縄屋あり! ここが私のイチオシ』の画像

週末の宮津ランチは圧倒的にこんぴらうどん比率が高い。親父さんの志やクオリティーと同じくらいに。 というわけで、この冬のおすすめメニューを勝手にご紹介します。 ≪黒酢あんかけ≫ 豚肉と菜っぱ(チンゲン菜とか)をゴマ油で炒めて、富士玄米黒酢をたっぷり入れ
『冬のこんぴらうどんがアツい。アツ過ぎるから・・・』の画像

昨日は京丹後市弥栄町にある魚菜料理店 縄屋さんに伺いました。以前から行ってみたいと思っていたこと、また先日、店主の吉岡さんが酢を買いに蔵まで来てくださったこともあって。 京都にある和久傳さんで修業されたこと、また独立を視野に入れて器や建築など様々なことを勉
『京丹後にある縄屋、すばらしいの一言です』の画像

先日、高校の同級生5人で東舞鶴の東来(とうらい)へ。宮津からは車で30分以上かかりますが、わざわざ行く価値あり。化学調味料を使わない、自然でやさしい旨みに溢れた中華料理。しかも、こちらの純米酒の品ぞろえと燗の付け方が素晴らしい。いろんな酒蔵の蔵元が密かに「中
『自然派の中華料理と純米酒のマリアージュを楽しむならココ、東来(東舞鶴)』の画像

久しぶりにこんぴらうどんネタです。宮津が誇る絶品のうどん屋は、天ぷらも揚げたてのサクサク、おあげさんも自分とこでコトコト炊いてます。 私のお気に入りメニューのひとつに、トリモリがあります。以前、こちらでもご紹介しましたように、冷たいうどんにあったかいつけ
『こんぴらうどんで肉うどんのつけ麺を頼んでみたら、これがまた美味い』の画像

先日、東京出張の際、渋谷区神泉にあるアルキメーデに行ってきました。オーナーシェフの重さんとは、知り合ってもう4年。年に1、2回ほど伺っています。 15人も入ればいっぱいのこじんまりとした店内は、この日も満席でした。平日なら意外と当日でも空いてたりするようですよ
『シチリア料理のアルキメーデは、いつ行っても美味しい』の画像

昨日、無事に講演を終え、送迎バスで東舞鶴駅へ。駅に着いて電車の時間を調べると30分待ち。それならばと、いつも富士酢を使っていただいている中華料理の東来さんへ。実は、懇親会ではもったいないことに、お吸い物のおつゆをいただいただけで、全く食事ができなかったので
『講演の後、一人で東来の海鮮中華を楽しんだ夜』の画像

先週の金曜日は社員のみんなで忘年会でした。 場所は、七輪焼きのカネマス。寒くなってくると魚にもしっかり脂が乗って、最高の焼き魚が食べられます。その意味においては、冬ってステキ。でも、やっぱり夏のジリジリした暑さの方が好きです。年末年始を一人で過ごすベト
『宮津が誇る七輪焼き屋、カネマスでしっとりと旨み溢るる魚介の忘年会』の画像

先週の東京出張の際、秋山と二人で桜新町に行ってきました。富士酢を使ったフレンチをいただくために。フランス料理に米酢を使われることはかなり稀なのでは? 駅を出て、サザエさん通りを5分ほど歩いたところの1階にある、こじんまりとしたお店。実は2階の居酒屋?その名も
『桜新町にあるフレンチ、infusion(アンフュージョン)で過ごした至福のランチタイム』の画像

昨晩、無事に宮津に戻ってきました。 3日間ともすばらしい天気に恵まれたのですが、商品開発の方はなかなか難しいかも。とはいえ、仕事についてはいろんな発見があったので、今後、具現化していきたいと思います。 さて、今回は石垣牛のいろんな料理を食べてきたのでご紹介
『石垣牛をいろいろ食べました』の画像

出張やらなんやらで宮津を離れている間に、蟹漁が解禁されていました。毎年11月6日のはず。 丹後には間人(たいざ)蟹と呼ばれる、全国ブランドのずわい蟹が有名です。1杯で2万円以上もする超高級品。その時期に民宿に泊まろうとすると、1泊2食で5万円以上もするそうです。
『いつの間にか蟹の季節がやってきていました』の画像

先週末は高知に行ってました。その報告は後日にするとして、今日から東京出張です。そして、夜はやっと山藤2号店に。 1号店には約3年前、こちらに書いたとおり、やまけんさんに連れて行ってもらいました。そして、去年だか今年、2号店が出来たと聞いて、やっと伺えました。
『大地を守る会がつくった居酒屋、山藤の料理は文句なしに、しみじみ美味い、のは当たり前?』の画像

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